パーマネントトラベラーとワールドシチズンとの違い

world_trip PT

世界情勢は常に進化しています。

コロナウイルスが流行った2020年には、在宅ワークが推進されるようになりました。祖父が生きていた時代には考えられない出来事です。今後は「好きな時に、好きな場所に滞在する」という生き方が、広く受け入れられるようになるかもしれません。

こういったライフスタイルは元来、「パーマネントトラベラー(PT)」として知られていました。しかし実は、似たような定義で「ワールドシチズン」という言葉があります。

PTとワールドシチズン、両者の違いを書いていきます。

PTの最大の特徴は? 

PTは、一言で言えば、「節税しつつ、世界中を自由に移動する人」です。短期的に特定の場所に滞在し、税金の支払いを最小限に抑えることを目指します。彼らは税金への注目度が非常に高いです。

税金は国ベースか人ベースかで判断される

ここで少し、税金についての補足です。税金には、「属地主義」と「属人主義」という考え方があります。

  • 属地主義:居住している国の法律が適用される。国籍は関係ない。(日本)
  • 族人主義:所有国籍の法律が適用される。居住地は関係ない。(アメリカ)

日本人には属地主義が適用されます。なので、居住している国の法律が適用されます。ほとんどの国では、180日以内の滞在は「非居住者」とみなされるので、180日以内に別の国へ移動すれば、どこの国にも属していない居住レス状態になります。

これはつまり、法の適用から逃れられることを意味します。180日という日数は国によって違うので行く前に調べてくださいね。

所得税の回避が可能

海外転出届を出し、(約)180日以内で国の移動を続ければ、所得税の回避が可能です。しかし、この節税方法は議論を呼んでいます。どうなの?と。今後、何かしらの変化が起こるかもしれません。

PTは母国への忠誠の否定を示す

PTという生き方が果たしてどうなのか?それは本人の知るところです。1つ、明確なのは、「母国への忠誠の否定」です。節税にトライするのですから。

ワールドシチズンの最大の特徴は?

ワールドシチズンは、世界にボーダーがあることを考えず、世界中の領土の恩恵を受け、同時に責任を負っています。

「税金がどうのこうの」ではなく、純粋に行きたい場所に行き、生活します。縁のある土地で納税している人もいるかもしれません。

PTとワールドシチズンの違い

PTは特定の国民国家への忠誠心を最小限に抑える手段で、ワールドシチズンは世界全体に忠誠心を抱くことです。PTは、特定の国への依存と責任を減らすことで、ワールドシチズンは世界中への忠誠と責任を高めることを意味します。

両方を網羅する人もいる

この人はワールドシチズンなのか?PTなのか?わかりづらい人がいます。例えば、タックスヘイブン国に長期間住んでいる人。節税しているコトは明らかです。しかし、滞在国に納税していることを考えれば、ワールドシチズンです。

このように、税金の面から見た際に、ワールドシチズンとPTの両方を網羅している場合があります。彼がPTなのか、ワールドシチズンなのか、その両方なのか、いちいち定義は不要なのか、その答えはは本人にしかわかりません。

最後に

PTとワールドシチズンは、どちらが良い・悪いではありません。ひとりひとりに責任があります。

愛ある選択に感謝します。

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